第四号の2

2.3.5 雑報
• 校長交迭
• 教頭辞職
• 教諭新任
• 其他職員の異動
• 端艇競漕会
• 発火演習
• 福山、三吉(原文のママ =三次)の中学生来る
• 富岡海軍機関中監の演説
• 講談部大会
• 仁多地方行軍
10
• 義士会
• 撃剣寒稽古
• 兎狩
• 撃剣部大会
• 卒業証並修業証授与式
• 本年度特待生
• 新入学
• 修学旅行
• 海軍将校来校
• 山口高等学校生徒の来松
• 本会収支決算報告
• 寄贈雑誌
2.3.6 英文
二件  Y.U    J.Katsurada
(注 アメリカ人のボランテイア Y.U がフィリピンからの帰国の途中、東京を訪問した。
案内をした Katsurada が Y.U の帰国後手紙を受けた。その手紙と返信のコピー)
2.3.7 付録
連合野球練習試合   野球狂

パワー

パワー (西のはての年代記 3)  警官の血 上巻  警官の血 下巻


「パワー」西のはての年代記3  ル=グイン  河出書房新社 ISBN:9784309204970 C0097

「警官の血」上  佐々木譲  新潮社  ISBN:9784104555055 C0093

「警官の血」下  佐々木譲  新潮社  ISBN:9784104555062 C0093



申し分ないアーシュラ・ル=グインの物語。SFでもファンタジーでもない「伝説」の世界。ある意味「寓話」というのに近いのではないかと言う気がする。
塩野七生の「ローマ人の物語」には「奴隷の子供を貴族の子弟とともに教育させ共に生活させた。こうすることで優秀でしかも「忠誠心」にあふれる人材を養成した」という話が書いてあったが、それを思い出させる。
他郷の子供を攫って奴隷として育て邸内で使役したり、財産として部族内で交換する社会。奴隷として育てられた主人公の意識が徐々に変わって行く過程を語っているがこの題名の「パワー」の意味も奥深い。3部作ということでこれで完結しているらしい。ゲド戦記よりもとっつきやすいかもしれない。
ル=グインの世界の特異さとたぐいまれなる語りの面白さを感じさせてくれるおすすめのシリーズとなりました。


「警官の血」
連休で助かった。夜中の12時でやっと読み終えた。読み出したら止まらなくなった。文句なしに面白い。目黒考二おすすめだったかなという覚え有り。
時代時代のキーワードと世情をからめつつ、警官という職業を選んだ三代に渡る男たちの因縁を見事に語っている。謎解きの部分もあるのだが、ここに描かれる人々の姿のほうがより魅力的である。
傑作といってもよいだろう。時代を自身で生きて来た40代後半の人間が読むとより効果的に楽しめる。高村薫がデビューしたときはこんな感じも有ったけど、最近どこかよそにずれてしまったのが残念。


雪が積もりました。たいした事はありませんが、20センチばかりでしょうか。夜になると雪起こしといわれる?雷が天上でピカピカドンドンやっています。こうなるとあえて車で出る気にもなれないので、バスを使います。比較的バス停が近くなこともあり。
シャーベットになった雪が道路端に飛ばされて山になります。駐車場に出入りするにはこの山を一つ越えねばなりません。
この山をくずすために「雪かき」をします。地元の人はやりません。「そのうち融けるのになんでやるの」と思っています。
ほっといとくれ。運動なんだから