バラと酒の日々

なんていう映画の名作もありますが、あまりに身につまされるのでみたことがありません。ジャック・レモンという俳優さんとても好きなので残念。ご本人も酒精中毒症の経歴があったというお話でありました。 閑話休題 初めて花回廊というのにお出かけしてみま…

イングリッシュガーデンのバラ

バラの花盛り。半分散りかけておりましたが、その分香りは申し分なく。最近はベルサイユのバラとかオスカルとかアンドレとかいう品種もあるとやら。学生時代ベルバラにぞっこんはまりこんでいた同級生がいたことを思い出します。その縁で自分もレ・ミゼラブ…

石見銀山

世界遺産登録をして数年、ようやく訪れる人々の狂乱振りが治ったかしらんと石見銀山へ。前回訪れたのはもうはるか記憶の中にあるやなしやの昔。車でちょい行きだったのでちゃんと歩いてみるのは今回がはじめて(だと思う) 以下写真です。

枝垂れ桜の老木

椿の花の方はタイミングずれましたが、今年は枝垂れ桜の開花に間に合いました。咲いているよ!と話を聞いたら即行かないと出会えない枝垂れ桜の老木です。松江城から歩いて5分足らず「石橋町」の小高いところにある「千手院(せんじゅいん)」というお寺の…

春の兆し

ご近所さんの梅の花が咲いて、我が家の小さな鉢植えの椿の花も開き、春の兆しという季節。黄砂はありがたくないことではありますが。 椿の花見は何月だったけかと思い出せぬまま松江城の椿谷におはなを探しに行きました。 数は少なかったけれども綺麗に咲い…

あけまして

今年の山陰は積雪。結局15センチくらい積もりまして、それでも家人の帰省にあわせて初詣。本人たちは前夜に出る話だったのですが風は強いし本格的に荒れそうな様子だったのでやんわりとお止め申し上げました。正解だったかな。明けて元旦の昼から重い腰を…

見果てぬ夢

「見果てぬ夢」と言えば、はっきり言って「可能とは思えない」という属性がついてまわるわけでありますが。 今回広島現代美術館にてとても興味深い企画展をやっているというので強行日帰りで行ってみました。「戦後日本伝説住宅」という、日本、いあや世界的…

スーパームーン

ずっと天気がぐずついていたのに、スーパームーンと騒がれたとたんに毎晩お月様が顔を出してくれます。ハロウィーンのセールも始まっていますけれど、月光浴を楽しんでもお化けは出ないでしょうな。日本ですし、ね。 ということで、いつものお茶に濁しの写真…

紫陽花どき

ご無沙汰しております。最近、あいやもともと面倒臭がりやなのがとみに増して、本は読みっぱなし。倦怠期でありましょうか。 いつものお茶濁しで、松江市内の月照寺の写真でもおめにかけましょう。ここは県庁から徒歩10分あまり。歴代のお殿様の菩提寺で、…

麗子像

先日高松市に高橋由一の「鮭」を見に行って、今回は岡山県立美術館にて「鎧」を。偶然ですがちょうど明治維新のドタバタのなかで生きていた人たちの絵の話を見学することになりました。岸田劉生の父岸田吟香と、隆生、その娘麗子という三代にわたる時代を主…

椿姫

いつもは椿を見てから桜の花見という順番なのですが、今年は順序がちがいまして桜まつりのさなかに椿の花めぐりとなりました。桜の花は天守閣のある上の方が主。椿の花巡りをするならば天守閣のある方へはのぼらず、ぐるぐるとらせんを描くようにお城の周り…

花まつり

お花盛りの季節となりました。お茶を濁す、という写真展覧。 大きなしだれ桜は松江城の北にある千手院のもの。いつもはこれが散った頃にソメイヨシノが盛りになるのですが、今年はいっぺんに咲いてしまった様子。 水仙とアマリリスはイングリッシュガーデン…

夕陽など

とりあえず宍道湖夕景など。これから黄砂の時期に入ってきて、世の中がみいんな黄色がかってきます。花粉もひどいけど黄砂は化学物質含んでいるのでこれまたこわい。こんな、工業地帯でもない田舎にPM2.5なんて冗談じゃないですまったく。光化学スモッグ…

春の声

日曜日の朝初鶯の声を聞いたと家人が言っておりました。あまり上手い鳴き方ではなかったそうな。冬の間に鳴き方を忘れちゃうのでしょうか、それとも新人かしら。あちらこちらで聞いているうちに、時々地域によって癖があるらしきことに気づいたりします。と…

アレックス・ライダー

読書系のサイトに動画リンク付きで出ていた「アレックス・ライダー」シリーズにちょっとはまっております。なにしろ副題が「女王陛下の少年スパイ アレックス」という物々しいことになっているジュブナイルなんですが。 装丁の主人公のド派手な色彩格好手に…

賀正

お正月のおでかけ写真。今年は日頃が忙しくて疲れのたまった体を強行休養の試み。家でゴロゴロしていたのでかえって疲れが出る体が痛いなどとこぼしながらの正月でした。久々に朝ゆっくり寝ていられたようなきがします。といいつついつまでもじっとしていら…

めでたやめでたや

年をとると人間が丸くなった、わけではないようですが。ようやく「年明けの挨拶」なるものを唱える(まさに呪文のように)ことに大分抵抗がなくなってきたような。というよりも、たんに接触する相手が少なくなり唱える回数が少なくて済むようになってきたと…

第七号 新来の先生を迎ふ

西村元主教師は4月に赴任、岩手県より。雑報、学生生活のカテゴリ参照のこと。 日進月歩、我国の中等教育は、益々旺盛の域に趣くと共に、中学教員の欠乏を告ぐること、実に少しとせず。曩 に、吾等は児玉教頭、横山、中村、清水、鹿野、並河の諸先生を送り…

眼の玉をみる

極度の近視なのであります。度がつよくなるとこれに二重苦ならぬ「乱視」というものが加わることが多いそうであります。自分もその例に漏れず。ゆえにレンズで近視を矯正しても、視力が思うほどあがらない場合あり。ソフトコンタクトレンズが巷に普及しはじ…

赤穂にゆく

一気に冷え込み、「雪おこし」と呼ばれている雷が鳴りました。1センチくらいあるような雹も降りまして、あああ、冬がやってきたのねという気分となった今週。 伯耆大山はもう紅葉も半分かた散りかけてカラカラと落ち葉がころがりはじめていました。最盛期の…

鳥取にて

連休どこゆく?とあたふたしているあいだに日々は過ぎてゆき、考えるだけで終わってしまった。要するにおアシがいろいろありまして予算がつかずというていたらく。それもこれもMacBookのバックライトが昇天し、頭に血が上って新しいのを手に入れたという自業…

ウルヴァリン 侍

ヒュー・ジャックマンの筋肉見にいったわけであります。結構筋肉フェチなのだ。ただし眼前の生身は好みでなし。 ダイハードではラストの設定にあまりにバカバカしいことがあり、あれを無視すればよかったのですが。さて、ウルヴァリンはいかがかな、日本での…

暑かった夏

なんとか生きながらえてという感じでありました。しかし台風がやってきているとのこと。豪雨災害に見舞われ山口線は大変のようです。冬が訪れれば積雪がかなりある地域でもあります。お住まいの方は気の抜けないことでしょう。閑話休題。この夏に撮ったしゃ…

Choir!

何なんだこのつづりは、どう読むのだとそこから始まる。「クワイア」と読むのだそうで、英語の一筋縄ではゆかぬ綴り方に改めて完敗。そういえば、いつぞや見かけたポスターに「○○クワイア」という名前を見た覚えがあるがと漸く思い出す。 検索してみれば「合…

カンバーバッチ!

スター・トレック見て参りました。 そもそも友人からシャーロックを見せてもらって、なんとまあ異次元におもえるような骨相の兄さんだなあと思ったカンバーバッチ。よくよく見ると藤田嗣治の描く西欧人の貌そのままだったりして、いたく驚くというかさらに感…

昔はねえ

それにしても暑すぎやしないか。若い頃はせいぜい30度こしたくらいが「夏の暑さ」だったのに最近はそれくらいじゃあ勘弁してくれないらしい。誰が?ってやぱり「地球温暖化」がと言いたい所だが、じつは30ねんくらい前は「氷河期の再来」で脅されていた…

シスターズ・ブラザーズ

「XO SEALED WITH KISS. MARKED WIHTH DEATH」 Jeffry Deaver ISBN:9781444716184 「ゾーン」豊洲署刑事 岩倉梓 福田和代 角川春樹事務所 ISBN:9784758411998 「オール・クリア」 コニー・ウイリス 早川書房 ISBN:9784153350090 C0297 「コリーニ事件」 フェ…

風立ちぬ

堀辰雄は未読の作家だった。そういえば卒業研究でこの作家を選んでいた人もいたっけ、名前と作品名は当然知っているけれど。図書館で借りて来るにもなあ、と思って探してみるとさすがに青空文庫しっかりありました。 余り期待してはいなかったのだが、いざ読…

佐伯祐三

ただいま県立美術館にて佐伯祐三展開催中。油絵描きには問答無用の天才、夭折の知らなかったらモグリの画家なのだが。「お勧めです!」と知り合いの方に申し上げたところ「どういう作家さんですか?」と真正面から尋ねられ、ひねくれた性格からひねくれた言…

タゴガエル鳴く森に出かけよう

「RDG レッドデータガール 6」星降る夜に願うこと 荻原規子 角川書店 ISBN:9784041103487 C0093「黄昏に眠る秋」 ヨハン・テオリン 早川書房 ISBN:9784150018467 C0297 「ローラと呼ばれて」大草原の小さな家主演女優の半生記 メリッサ・ギルバート ワニブ…