2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

武徳会の柔術試合の1

琵琶湖端艇競漕は武徳会の主催とのことでしたが、その説明がここにありました。短艇競漕は試合の前にわざわざ応援にかけつけた模様です。訂正いたします。 「大日本武徳会第四回青年大演武会」という名称はやはり時代そのものを表しています。 「柔道」とい…

寄贈書目(8号)

ちょっとつなぎに。 他の学友会から寄贈された雑誌の項目です。題名を見るだけで興味深い。 「烏(からす)」と「鳥(とり)」では大違い。ん?「鹿島県」というのがあったのでしょうか? 打ち間違いかしら。最近やたらとタイピングミスが頻発しておりますが…

やっぱり杉林は東山魁夷

あまりに暑いので山に行った。 海はふつうに目の前にある。砂地にじりじりと照りつけるお日様の輻射でむやみやたらに暑いのだ。車で一時間半、冬期には1メーターくらいはかるく積雪のある山の中。 やっぱり暑い。けど風は涼しい。 それでも凍ったペットボト…

琵琶湖遠征紀行の12

気象条件を加味しても、決勝戦のタイムはダントツに早いですね。 この項はこんかいで終了します。 第9回 赤 神戸中学校 2 3 白 愛知第一中学校 1 2 青 天王寺中学校 3 1 5分40秒 第10回 赤 高知第一中学校 2 2 白 島根第二中学校 3 1 5分2…

ラブコメ今昔

「ラブコメ今昔」 有川浩 角川書店 ISBN:9784048738507 C0093 こてこての自衛隊ものラブコメ短編集。 トーキングウイズ松尾堂で、じつは有川さん自身は自衛隊オタクというわけではないと伺って驚きましたが。やはり「障害のない恋愛」っでないと盛り上がらな…

琵琶湖遠征紀行の11

この試合結果のなかにあげられたボート倶楽部で現在残っているものがあるとしたら、すごいでしょうね。 同志社は大学として在りますからひょっとして今でも? 第3回 赤 滋賀県商業学校 3 1 5分29秒 白 神戸商業学校 2 2 青 大阪初音倶楽部 1 3 第…

ミステイック・リバー

「ミステイック・リバー」 デニス・ルヘイン 早川書房 ISBN:4155752083662 C0097半分ノアールに足をつっこんでいるミステリー。 人生はダンスホールに似ている。無数のカップルという障害物の間を避けながら軽やかにステップを踏む。群舞の中、何かの拍子に…

琵琶湖遠征紀行の10

岸清一郎氏は松江中学第一期生卒業名簿にあります。法律を学んで政治家として名をあげた名士です。 現在の島根県立美術館のあるあたりはもと小学校が建っていましたが、この周辺は岸氏所有の土地だったらしく寄贈された者のようで、そういう内容の碑が建って…

琵琶湖遠征紀行の9

疎水の流れを感じたというのは、いろいろ流れがあるのでしょうね。 なかなかの健闘はしたのですが、さすがに優勝は出来なかった模様です。こののちに試合結果が書いてありますのでご期待くださいませ。 然して我第一選手は実に其難路に当れるなりき、されば…

ウツボカズラの夢

「ギフト」 日明恵 双葉社 ISBN:9784575236194 C0093 「ウツボカズラの夢」 乃南アサ 双葉社 ISBN:9784575236095 C0093 忠告:動物ものに弱い方は人前でこの本は読まない方がよいです。 「本歌取り」というのでしたっけ?そういう言い方をすれば「本歌」はす…

ちょっと街までおつかいに

と、そんなに気軽にゆけるはずもなし。 昨日はかねてからの懸案(というほど大袈裟でもなし)の労働保険申告へ行ってきた。 なにしろ「大雨洪水警報」のさなかである。 自家用車で行けば40分くらいだが、大雨に成ると道路が冠水したり大ミズタマリの中を玉…

琵琶湖遠征紀行の8

単純に考えても松江中学は短艇練習には稀に見るくらいの理想的な環境にあるわけで、強いのも当然ではあります。なにしろ城山を巡る堀が中学のある丘の下迄延びて居り、艇庫から多分そのまま宍道湖まで簡単に出艇できた筈です。 もともと沼地とか低地であった…

梅雨のあとさき

一日街を歩いていた。 遠出をするには気合いを入れて早朝から出かけないとどこにも行き着けない場所に住んでいる。 最近自家用車もそろそろ限界に来ていて、街に出ると帰りはちゃんと始動できるのかという考えがふと頭をよぎる。 電車を使おうと考えるとその…

ターミネーター4

車で映画館まで片道40分ともなると体力と相談。 今回「えいやあっ!」と行ってくる。けどさすがに割引になる9時からのには腰がひけた。ターミネーターを初めて見たのはテレビだったと思う。NHKでやっていたのだとおもう。 なにしろ親父がまだ元気な頃の事…

琵琶湖遠征紀行の7

師範学校もこの競漕会に加わっていますが、これは「名誉競漕」ということで順位には関係なさそうです。 年齢の関係もあるのでしょう。普通は中学を卒業して師範学校へ進学するわけでしょうから。 ともあれ筆者のチームも京都義和倶楽部相手に快勝。どうも相…

琵琶湖遠征紀行の6

今日のつっこみ所は、同志社が応援歌?として「賛美歌」を歌っているというところ。 あきらかに勇ましくなさそうな気がします。 他の項から得た情報では、この端艇競漕は大日本武徳会というところが主催して剣道部や柔道部の仕合も行われた様子です。よって…

カメレオンの影

「THE CHAMELEON'S SHADOW」 MINETTE WALTERS PAN BOOKS ISBN:9780330449557 とりあえず読了。ミネット・ウオルターズはゆがんだ人間関係を書かせたら天下一品という作家で、今回は「愛とは何か」と言う問いを読者に突きつけてきます。 中心人物のオークラン…

迷惑メール

再インストール後、迷惑メールが半分に減った。 理由がわからないが、歓迎する。なにか変なウイルスとかスパムとか入っていたのだろうか? 相手は全部外国産のものなので判断は容易なのだが、じつのところそのアドレスでは普通の送信も受信もできない状態だ…

琵琶湖遠征紀行の5

いよいよ競漕会の当日。 前日から細雨がずっと降っていたのですが、ちょうど開会の頃には晴れ渡っていました。 二艘の汽船に三艘の端艇が出発点まで曵かれて、それから決勝点めがけて競漕します。皆が皆熟練したチームではなかったらしく、遅いのもあれば早…

警官の紋章

「警官の紋章」 佐々木譲 角川春樹事務所 ISBN:9784758411202 C0093 警官シリーズ、ところでこの物語の発端になる事件を読んでいないのだけれど、それってあるのかしらん? それにしても相当の手腕の作家さんである。現実と虚構の間をかすめて物語を納めると…

琵琶湖遠征紀行の4

この頃は「講談」が娯楽のひとつになっていたせいか、とても「名調子」という文章が多いです。 文章にリズムがあるので書き起こしている側としては大変わかりやすくしかも書き出しやすい。 この頃に活躍していた夏目漱石も落語なんかが非常に好きで、当時確…

琵琶湖遠征紀行の3

数日間練習に励みつつ、かつちょっと観光気分。 雨が降ってもとりあえず練習。2チーム出場するので借りる端艇はふたつです。 30日 午前端艇にて唐崎神社に参詣し、近江八景の一なる松を見る。午後三井寺に詣づ。 31日 午前不山寺を訪ふ。 8月1日 午後…

琵琶湖遠征紀行の2

いよいよ出発、松江市内を流れる大橋川?の汽船乗り場から東へ中海に出、馬潟(まかた)の沖をすぎて弓ケ浜半島の先にある境港に至る。ここから郵船三河丸に乗って日本海周りで敦賀へ向かう。 行く先が関西だと、岡山へ向かう修学旅行とは当然行程がちがいま…

琵琶湖遠征紀行の1

4.1 琵琶湖遠征紀行 破月 (8号附録 1頁〜12頁) 面吹き払ふ朝風も何となく心地よき、7月28日の早朝我学友会端艇部選手14名は威風凛々クラッチの音勇ましく馴れし艇庫を後にして、琵琶湖遠征の途に上りぬ。 回顧すれば、昨夏我部選手が琵琶湖上一嵐…

パスツール

「復讐はお好き?」 カール・ハイアセン 文芸春秋 ISBN:9784167705497 C0197 「パストウール 実験ノートと未公開の研究」ジェラルド・L・ギーソン 青土社 ISBN:479175798x C1040 ノリはウッドハウス?のジーヴス・シリーズといたところ。この本はシリーズも…

鎮火報

「明日この手を放しても」 桂望実 新潮社 ISBN:9784103033516 C0093 「僕の叔父さん網野善彦」 中沢新一 集英社新書0269D ISBN:4087202690 C0223 「鎮火報」 日明恩(たちもりめぐみ) 講談社 ISBN:4062117290 C0093 桂望実は「県庁の星」でブレイク?、…

書き起こし再開

しばらく休んでいた書き起こし作業を再開する方向に向かっております。 まずは短艇競争会関連のあたりからと思っております。高等学校などが琵琶湖で競争会をやっていたものに参加、その遠征記が記事として掲載されてます。規則や競争形式に知識がないためよ…

再インストール

あちこちいじりまわしているうちに、いらないものを大分抱え込んでしまったような気がしはじめた。TimeMachineでバックアップしている意味はないのだが、このさいと再セットアップしてみた。OSの再インストールは大して苦にはならなかったが、ネットにつない…

荒野

「荒野」(こうや) 桜庭一樹 文芸春秋 ISBN:9784163270401 C0093 「ブラザー・サン シスター・ムーン」 恩田陸 河出書房新社 ISBN:9784309019000 C0093 「ザ・マジックイヤー」三谷幸喜のありふれた生活7 三谷幸喜 朝日新聞出版 ISBN:4022505491 桜庭一樹…

そして、警官は奔る

「そして、警官は奔る」(そして、けいかんははしる) 日明 恩(たちもり めぐみ) 講談社 ISBN:4062122553 C0093 いきなり出て来て既に名人とはかくのごとき人をいう。 今回の刑事物の蘊蓄はさっぱりわからない。やっぱりテレビものでしょうか?前回はかろ…