一日中

雪かきしていた。
疲れた。眠い。でもまた今夜降るらしい。ついでに明朝は半ば融けた雪がガチガチに凍結する。
もう明日はやめだ。徒労である。


沢木耕太郎さんを読んでしあわせになろう!


しかし山の雪景はうつくしい。いつまでも見ていられる。
時折手を休めて雪雲に覆われ始めた木々や、風にあおられて粉雪が舞うさまを眺めて時を忘れる。

バスの運転手さんが「これでも雪が少なくなりました。私が子供の頃はかまくらを造っていた」と語った。
いや、今くらいで十分です。ほんと。