ブラック・ローズ

ブラック・ローズ (ハヤカワ文庫FT)


「ブラック・ローズ」ミッドナイト・ブルー外伝   ナンシー・A・コリンズ   ハヤカワFT文庫  ISBN:4150202532 C0197


完全無欠のバイオレンス。いわゆる吸血鬼ものですが、ここまでくると凄いですね。
フィーヴァー・ドリームでしたっけ、あれとおつかっつ。マシンガンありナパーム弾あり!という、もうどうしようもない血なまぐささ。
といいつつ読んで喜んでいる自分の精神構造時々疑います。
ふるほん文庫やさんの出張棚の中にみつけまして、もともと気になっていたシリーズだったのですが「おい、既に絶版かよ」とつっこみながら今買わないときっと二度と出会わないと思いまして買ってきました。
よかった。いつもお邪魔している図書館の書庫には本編三冊揃っていますが、この本は無かった。読めなかった所だった。と、いつもの本末転倒ながら本編は次回の課題といたします。これなら、面白いわきっと。

いや、じつは「ジョン・ハンター」のつぎにこんな血みどろの本がくるのはどういうわけだろうと偶然の妙に感心しておりまして。というのも、この本と一緒に買ったのがブリジット・オベールの「闇を噛む」。こっちはゾンビーもの。
読んだような読んでいないような、曖昧さが気になって「これも絶版?」と思いながら買ってしまった。しかし、三連でこういうのを読むと凶暴になりそう?なので、しばらく寝かしておくかあ。
オベール、怖いもん。いつも。