お花見

とあるところでお花見三昧。満開の桜のもとで数家族一緒にだったのですが。なぜか突然中年と言う程ではないが30代の男子が割り入って来た。かなり酔っている。かなり人もまばらになってきた時間、女の子とふたりでやっていた様子のひと。なにそれ、あんた誰よ。

「あなたたちはどういう関係ですか?」それ、こちらがあんたに聞きたい。こちらには子供もいるので不穏な雰囲気を避けつつ。連れてこられた女の子曰く「(この人は)職場の先輩です。恋人とかいう関係ではありません」いやな先輩だねえ、ふつう深い仲でもないのに目の前でぐてんぐてんになるまで酔わないよ。ときどきえらく高飛車な物言いをするし。酒をのむと人柄出るでしょ?

といいつつ、十も二十も歳上の人間がひるむわけもなし。酔っているわりには人に名前をとうても自分は名乗らないところで、いささか腹立つ。
人に問う前に自分で名乗れ。問いつめられて職場は渋々名乗った。これまたしつこく住所を聞き出し、教えられたと同時に大笑いになった。本人めをぱちくり。屋号と歳と職場を聞いたらもう一目瞭然、近所に知っている人いるから。田舎は怖いねえ。

トラブったというほどではないけれど、なにか有っても困るので情報は保険。せっかくの楽しいところをかき乱された。酔っぱらいは嫌である。知り合いならばまあなんとか許すが。公私混同で職場の後輩むりに引っ張り回すのも見ていて不快。昔の上司がそういう奴だったので思い出して余計に不快になった。