そして、警官は奔る
「そして、警官は奔る」(そして、けいかんははしる) 日明 恩(たちもり めぐみ) 講談社 ISBN:4062122553 C0093
いきなり出て来て既に名人とはかくのごとき人をいう。
今回の刑事物の蘊蓄はさっぱりわからない。やっぱりテレビものでしょうか?前回はかろうじて「新宿鮫」なんていうメジャーものでしたが。もともと日本物はあまり読まないから仕方ないです。朽木っていえば、自分は朽木ルキアしか知らないし(多分。ってジャンルちがうし)
テーマが非常に重いものを扱っているので単純に「面白い」というのにははばかられるのですけれど、やっぱり面白いとしか言いようがなく。キャラクターの立ちようがすごいですね。これだけで圧倒される。申し分なし。
いきなりこのレベルで作品出して、これからどこにゆくのやらとたいへん楽しみな作家を見つけてしまった。
仕事が一段落したのであとはまな板の鯉。(どういう形容だか)
これからは経理というより経営の範疇にはいるわけで、如何ともし難し。
どうころぶかわかりませんがこれからは自分の責任とは思えないので、それなりにやってゆくしかないかと達観?するこのごろ。
山の方から霞というか雲が降りて来る季節になりつつある気配がします。
今年は蛍に出会うかしら。梅雨がまたやってくるのだなあといささか憂鬱。