ジェネラル・ルージュの伝説

阿弥陀堂だより ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて 純愛小説


阿弥陀堂だより」 南木佳士 文芸春秋 ISBN:4163156003 C0093

「ジェネラル・ルージュの伝説」海堂尊ワールドのすべて 海堂尊 宝島社 ISBN:9784796669122

「純愛小説」  篠田節子 角川書店 ISBN:9784048737791 C0093


トタン屋根にはコールタールを防腐剤として塗るのかあ、と初めて知りました。
これは映画化されていますね。読んでいてこんなに心癒されるものならきっと映画もよいだろうと思います。
雪深い田舎の暮らしの良さがしみじみ分かるような作品。実際暮らすとなるとやわになりすぎたかなあとは思いますが。
風景のうつくしさが目の前に浮かんできます。

「ジェネラル・ルージュ」は、本編である「伝説」、海堂尊の日誌、自身での作品解説、作品登場人物索引という、
海堂ファンにはこたえられない凝縮された一冊であります。
なにしろ「ジェネラル速水」のファンならばこれは逃せない。
シリーズを読み始めたころから疑っておりましたが、やはり「Ai」敷衍を目的とした作家活動でもあったのですねえ。
Ai導入については賛同いたします。
南木佳士海堂尊とどちらも現役医師というところが、なかなか面白うございますわ。

「純愛小説」
篠田節子がすんなりと直球投げる筈は無かったんだよおなあと、当たり前だが納得する。
ま、「恋愛小説の大家」なるものの作品はよほどのことでは自分も読まないし。
でも、一読を勧めます。ひょっとするとこちらの方が「本当の純愛小説」だったりする可能性も…

現在スターのなかで「セクシーな男性」の五指に絶対入るらしい?ヒュー・ジャックマンの映画
「Xmenウルフリン」のシナリオ暫く睨んでみる。
これ、面白い。予告編の場面とあわせて見るとなかなか楽しく読める。(実はXmen夕べ初めてしかも後半だけ見た)
今半分くらいかなあ。フラッシュバックなのか、まだ子供時代の場面は出てこないけれども。
話が単純なのであまり苦労が無い。できれば最後まで読んでみようと思う。

せっかくの「みなと祭り」だったが余り天気が回復しない。
九州、山口方面は大雨警報なので贅沢な言い草か。