青春とは

爆発だ!なんぞという、清く正しい「青春」なるものとは縁もゆかりもなかった我輩。たまに試合で若い子たちのプレーを見学していると思わず「若いっていいねえ!」と言いたくなる。ま、ご本人たちにしてみれば「なあに?うざい」というところでしうが。(事実自分もそう思ったことがある)
それはそれで、よろしいんですわなあ。「若いから」どうこう「年取っているから」どうこうというのは、じつはたいして関係ないことなんでしょう。自分にも他人にもどうしようもないことを理由にしてうらやましがっていたって仕方ない。といいつつ思わずそういうフレーズを言ってしまうのもまた人間の性(そこまで言うか)そう言って年寄りは諦め付けるしか無い?

いやいや実のところ自分が若かったからといって絶対あんなプレーはできない「運動音痴」の神経と体であったわけでして、ならば当時何をしていたかというと今と変わらず活字食らって絵を描いていた。ありゃりゃ、40年近く変わって無いじゃん、と今更のごとく知る。
そう、羨ましがっている場合じゃなかった。あんたその「成果」は何処にあるのさ!とつっこみ受けても仕方ないんじゃないかひょっとして。まあ、なんとか生き延びたことを「ことほぎ」いたしませう。本当の所、いつぞや「地震でアパートの自室に積み上げていた本の壁が崩れて圧死した女性」のニュースがございましたが、高校時代描いていた「自分の将来像」そのままの姿でありまして…
世の中にはそういう将来像しか描けない清くも正しくもない高校生というのもいるのでありました。まる

大学生を「可愛い」なんて言い出したらもう年だな…いいけどさ