boy's Surface

塩野七生の十字軍物語3借りて来た。あれれこのシリーズ3巻で終わっちゃうのであったか。
あんまり册数があると、寿命のあるうちに読み終えられないかもしれぬとか思ってたがその心配がなくなった。二日程で読み終えたけど、いやあ本当に面白い。脳内で講談が鳴り響いているような感じで、興に乗るともう止まらない。といいつつこの内容はとてつもなく血なまぐさい、というのを通り越して別の次元に跳んで行ってしまいそう。いちいち脳内で映像にしていたら気が狂うかぶっ倒れそうなくらいに数千人数万人が闘いの度に殲滅される。
マーテインの氷と炎シリーズの現実版。魔法はないけれど策謀謀略裏切り凡てあり。こんな歴史的背景が叙事詩として語られ続けられる西欧の文化圏ゆえにあんなシリーズが書かれるのだろうなあとつくづく思う。

んで、つぎはお待ちかね?の円城塔。すごい。わけわかんない。数学音痴の身にはどこまでが本当かわからん。ま、もすこし眺めてみませう。