rome1-4

romeのdvd二枚目まで。一枚に2話入っている。一枚目はカエサルルビコン川を渡るまでのいきさつで、二枚目はローマ市街への入場とポンペイウスの避難で休戦の申し込みに至るところ。塩野七生ローマ人の物語」を読んだ甲斐があってルビコンを渡るということが何を示していたかが判っている分理解は早い。画面の中で特に説明がないのは知識として当然もっているべきものだからなのだろう。しかし、たしかにルビコン川幅狭い。

対局の政治駆け引きとは別に、準主人公としてカエサル軍側の隊長とその部下の二人が描かれる。頭ガチガチの隊長とちょっと頭どっか狂っている部下の掛け合いがリーサルウエポン風で可笑しい。メル・ギブソンにちょっと似ているし。

見所のひとつにローマ貴族夫人たちのファッションあり。化粧だの、鬘だの金持ちの貴婦人達はなかなかすごいことになっている。男性貴族はトーガが基本なのでそんなに奇をてらったようなのはないけど。カエサルなどはいろいろ趣向をこらしたトーガ好みだったと書いてあったからちょっと期待したが、七年間のガリア征伐(終了した時点から話がはじまる)の戦場から帰還したばかりなのでそんなことにかまってられる設定でもない。
女狂いなんじゃないかと思えるアントニウスはそれなりに色男。一番可愛いのは結果的に初代皇帝になる男の子だけど、この子はまだ成人でないのでトーガは着ない。

てなわけでなかなか面白い。はまりつつある日々です。全部で22話というから楽しみ。