春の声

日曜日の朝初鶯の声を聞いたと家人が言っておりました。あまり上手い鳴き方ではなかったそうな。冬の間に鳴き方を忘れちゃうのでしょうか、それとも新人かしら。あちらこちらで聞いているうちに、時々地域によって癖があるらしきことに気づいたりします。

というわけでたまの写真ご開陳であります。今年は大雪になると脅されたのですが、どうもここいらの地域はさほどでもありませんでした。(これから…とはないと思うけど)
ただずっと曇天大荒れの天気が続いて気が滅入ったりするのは山陰であります。ひさしぶりにいい天気だった時にあちこちまわってみた時の写真をご覧に入れましょう。
伯耆大山は、岸本駅から山の方へ上っていったところにある植田正治(うえだしょうじ)美術館からの山頂の眺め。冬期は雪のために閉館になります。今月から開館かな。館内から前面にある浅いプールに映る「逆さ伯耆大山」を見る事ができます。

もう一枚は、これは出雲平野にある平田市の「一式飾り」という縁起物?です。お皿やお猪口とかいろんなものを穴をあけずに針金でくくってつくります。一式というのは「陶器」とか「台所用品」?とか分類的に一緒ということを意味しているそうです。これを見せてくださったお醤油やさんは、花嫁さんが頭につけてきた「簪一式」でつくった「宝船」をみせてくださいました。お祭りのときに地区ごとで出来を争うというらしく、大小さまざま見事なものです。今回は阿吽の狛犬があまりに可愛くて思わず撮影です。いちばん受けたのは、狛犬の頭。モジャモジャの巻き毛、よく見ると陶器の蝦蟇がうじゃうじゃと。

あとの一枚は、お決まりの日本海。この日は地響きがするくらいの怒濤。島根半島日本海であります。