アレックス・ライダー

読書系のサイトに動画リンク付きで出ていた「アレックス・ライダー」シリーズにちょっとはまっております。なにしろ副題が「女王陛下の少年スパイ アレックス」という物々しいことになっているジュブナイルなんですが。
装丁の主人公のド派手な色彩格好手に取るとさすがに一瞬引きますが、中身は007シリーズそこのけのアクション満載一気読み保証付きの面白さ。
映画化されていて、YouTubeに出ております。冒頭にユアン・マクレガー、悪役にあの!男優がという豪華配役、極めつけに主人公のアレックスが超美少年という。
原作自体がそのまま映像にしても大丈夫なくらいの展開。問題は唯一主人公の設定が14歳なのでマジでシリーズ映画化しようとしたらハリーポッター状態ですぐに現実に大人になってしまうということくらいでしょうか。

作者のアンソニーホロヴィッツは、シャーロックホームズ協会公認でシャーロックホームズ新作を書いています。「絹の家」といいますが、こっちもなるほど面白かった。こんなに面白い本を書く作家だからこそ指名されたのね、とアレックス・シリーズを読んで納得した次第。

ただいまシリーズ5冊目「イーグルストライク」読みかけ。どんどん話が大きくなってゆくのよねえ。世界を股にかけて。いやほんまに、驚天動地荒唐無稽なのになぜかあり得ると思っちゃうこの筆力すごい!

イーグルストライク (女王陛下の少年スパイ!アレックス)

イーグルストライク (女王陛下の少年スパイ!アレックス)