2008-11-11から1日間の記事一覧

第六日目の1

うつらうつらしていたところに汽船が着いたとの知らせで飛び出す。夜中の3時である。「吉井川丸」にのれば、いつしか空は雨がやんで月が出ている。 甲板の上で軍歌を歌う者が居る。起き出してみれば夜明けである。見のがしたのを悔しがる友もいたくらいの見…