2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第一高等学校の3

絶叫してやまざるとは、不穏な表現ではあるが当時も外国語には苦労していたというわけである。 だからといって、日本語をまともに教えずに英語を先に覚えよとは言い過ぎではある。明治にも戦後の政府官僚にも英語を公用語にせよと提案した人がいたからこれも…

テインカー・テイラー・ソルジャー・スパイ

「テインカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」 ジョン・ル・カレ 早川文庫 ISBN:9784150404267 C0197「別冊 図書館戦争1」 有川浩 アスキー・メデイアワークス ISBN:9784048670296 C0093人によっては何年かおきに必ず読み返して飽きないという本があるらし…

第一高等学校の2

課目の内容。なかなか委しい。この会報が含まれていた資料蔵書のなかにやはり教科書類があり、第一高等学校教授が著者となっているものも複数あった。直接教授に教わらずともこの教科書をもとに他の学校で教授されていたという風に考えられる。 学校内部の模…

第一高等学校の1

なんといってもメジャーな東京の第一高等学校をご紹介する。 中国地方から東北方面にはあまり行かなかったのか、あるいはたんにこの会報に記載がなかっただけなのか定かではないが、熊本、金沢、東京、まだ紹介してはいないが京都の高校からの記事がある。 …

仁多地方行軍の15

今回が最終。またもや負け。10時半に勝敗がついた。それから午餐を食べ、有名な「駒返しの坂」を気息奄々となりながら越える。峠に立てば宍道湖まで見える眺望。現在の東出雲町の岩坂まで戻ったところで日が暮れた。 茶臼山に夕焼けの雲がかかっている。こ…

くたぶれた

金曜日数年ぶりに基礎打ち。そこでやめとけばよかったが、試合までやってみる。 筋肉痛はさほどは出なかったが、翌日翌々日ともすると居眠りというか昏睡状態モードに入る。 慢性的体力欠落があきらか。 体が痛いと云っているうちはまだマシかもと納得。 金…

仁多地方行軍の14

戦闘に休日なし。翌朝6時には起床。 ここは尼子氏の居城、攻防の拠点、すなわち有名な古戦場である。8時に第一中隊が陣地を構えるために出発した。 9時に敵の尖兵が姿をあらわした。即ち富田川の堤上である。いよいよ戦闘の開始。 (7) 二十七日、 六時…