RDG レッドデータガール
「RDG 」レッドデータガール はじめてのおつかい 荻原規子 角川書店 ISBN:9784048738491 C0093
これは、新シリーズがはじまったと考えてよいのかな?
この作家の作品は、どこかで見たよな借り物のような話ではないオリジナルなので読んでいて楽しい。良質のファンタジーを読み込んできたという基礎があるからこういうものが書けるのだろうと思う。時代を現代に持って来ても違和感がないところはさすが。主人公の女の子には「レッドデータ」(絶滅危惧種)と云う名前はちと酷のような気もしないではないが。なにしろ修験道関係も絡む話だから仕方が無いか。
インビジブル?のケビン・ベーコンを見る。真ん中は抜かしちゃったのだが。いい体してますね。均整のとれた体というのは、あるようでない。アポロ13でもほとんど老けている印象はないし、よほど体の管理に神経使わないとあんなにいい体は維持できない。
生きた人体解剖図というあの画像は、あそこまでくると「美しい」。
人体骨格のベースがあの俳優さんだからこそそう思えるんだろう。「邪悪さ」ではウイレン・デフォー?やJ・ニコルソンみたいな「怪優」には負けるけど、鋭さがある。というわけでかなり楽しめた。日本語吹きかえで渋いお声は聞けなかったが、好きな安原義人さんだったので充分満足。