ダイ・ハード4.0

ダイ・ハード4.0 (扶桑社ミステリー)

ダイ・ハード4.0 」   扶桑社   ISBN:978459405389 C0197


所用あって遠出する。帰りに広島市内を数時間散策。目当ての本はみあたらず、やはりネットで注文するしかなさそうだ。移動時間に少しミネット・ウオルターズの「カメレオンの影」を読んでみた。主人公なのかどうかもよくわからないが、イラク・イラン国境で作戦行動中の英国兵士が地雷かなにかにより移動中の車両爆発により負傷、母国に送還され病院で意識をようやく回復したところ。事故以前の一部記憶が欠落しているためにどういう作戦中だったか、同僚の顔さえも記憶がない。頭部負傷のためワイヤーが入っていて言葉を発する事も出来ない状態で意思疎通ができず鬱屈している。というところ。あいかわらずハードな設定のお話。この作家らしいね。

何度か歩いたという経験でちょっと気がゆるみ、帰りのバスの時間がせまっているのに路面電車の停留所を2つ手前で下りて歩いたら、なんと「古書店」があり。

運が良いのか悪いのかなんと昔の早川ポケミスが一棚並んでいるのをみつけた。一気に血圧が上がり、見ればなんとペルシダーものに黎明期の日本SFものがずらり!初版とかなんとかあるが自分にはそういうのは関係なしにしても、福島正実って早川ポケミスになっているのかと…単にものを知らないともいえるが、「0017」だか「0117」だかしらないが、そんなシリーズあるのか?

バスに間に合わない焦りで、店を飛び出したら東西南北不明。大通りが見つからず、結局通行人に二回尋ねながら必死で駆けてバスターミナルへ5分前に到着。久々に焦った。と、ころんでも只では起きない?というわけで「ダイ・ハード」のノベライズはしっかりつかんで帰る。なぜ最近のをということになるが、ポケミス選択しだしたらきっとバスに遅れていた。

この本は脚本から書きおこしているので、実際の映像とは若干ちがいます。たいへん面白かったのでDVD買ってもう一度見たいと思っています。