ピース・メーカー

誰がわるいのかよくわからないが、冒頭で核弾頭を爆発させたのはまずかったんじゃあないか。話の展開では当然なのだろうけれども。
超特急の列車でも8分でどれだけ逃げられる?とか、トンネルの中に避難しても爆発の衝撃で地震がおきて出口が埋まるだろう、でなければ融雪による土石流、などと関係のないことを考えてしまう。なにより、中性子が爆発によって空中に放たれるわけで、いくら鉛で防御しても誘爆という可能性はないのだろうかなどなど。

ニコール・キッドマンとクルーニーという当代屈指の美男美女そろえたのに、そういう粗はないだろうにと思って、冒頭20分余りで寝た。
この映画を好きな人、水をさしてごめん。でちょっと許せなかったもので。面白けりゃあなんでもいい、というわけでもないと思う。クルーニーを見る機会をのがして少し残念。こんな時、偏屈ものは損をする。