TOKYO BLACKOUT

TOKYO BLACKOUT (Tokyo Sogensha mystery frontie) 『坊っちゃん』の時代(第3部) 【啄木日録】 かの蒼空に ―凛烈たり近代なお生彩あり明治人  アクションコミックス



「TOKYO BLACKOUT」    福田和代(ふくだかずよ)  東京創元社 ISBN:9784488024369 C0093


「かの蒼空に 啄木日録」 坊ちゃんの時代第三部 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 関川夏央 谷口ジロー  アクションコミックス 双葉社 ISBN:4575932817 C0079


佐々木譲の警官ものがあまりに面白かったので、ちと自分の向き不向きについて混乱したらしい。理系は苦手なんである。いろいろてんこ盛りの作品なのだが、なんだかB級アクションを見ているような…
そいうのが好きなら別に問題はないのだけれども。エンターテイメントと社会派の中間でどっちつかずという感じが否めない。最近は分野もボーダーレスにはなっているのだけれど、今回はちょっと動機にしてはファンタジーが過ぎてませんか?
多分これからこの作家さんの作品を、自分はよまないだろうなという予感。これも、たんなる嗜好の問題ということで。


このところ書き起こししていたら、お腹いっぱいになって他の文章を読む気にならない。母の言い方をすると「どっぺいする」って言ってなかったかな、語感がひじょうにしっくりくる言葉だったなあ。

「啄木は、嫌いだ」と再認識する。そこまで嫌ってどうする、という気がしなくもないが。