史上最悪のインフルエンザ

史上最悪のインフルエンザ  忘れられたパンデミック

比較的最近読んだ本。考えてみればそう遠くない昔で、かつありえる脅威。
鳥インフルエンザでいい加減渡り鳥の集結する地方に住む身は脅かされているのだが、今度は「豚インフルエンザ」か。
バイオハザード3では、感染が及んでいないという望みを抱いて子供たちをつれた集団が脱出しようと試みるのが「アラスカ」
「父さんの体を返して」では、アメリカに連れてこられたイヌイットたちは抵抗力の無い「結核」に即刻冒され、唯一人残った男の子は成人してからやはりスペイン風邪で亡くなったように記憶している。
極北でなら生き残れるだろうか、などと思ったりする。


スペイン風邪の時代にはまだ「航空機で世界一周」ということはなかった。
船舶に詰め込まれて戦場に向かう若い兵士がその犠牲になり、また惨禍がひろまり人口が激減することで世界史までが影響をうけた。
いまや世界はひとっ飛び。感染はあっというまにひろがる。
なんともはや