カメレオンの影

平成21年5月9日

あれこればたばたしていて本が読めなかった。「グラン・トリノ」と「スラムドッグ」のシナリオ(script)をサイトからダウンロードして眺めたりはするがなかなか日本語のようにすらすらとはゆかない。
昼間液晶画面の数字を睨んでいると目が異様に疲れるということもある。とりあえず仕事は一段落したので、なんとかなるだろう。
図書館から借りて来た本も尽きたのと重なり、ちょこっと読んだきり投げていた「カメレオンの影」(ミネット・ウオルターズ)をこの数日ながめている。 当然ながら遅々として進まない。

オークランド?という英国軍特殊部隊?の青年が、イラクの砂漠で作戦中にイラク側のテロリストが仕掛けた地雷の爆発に巻き込まれる。
同乗していた同僚の兵士2人は即死、只独り生き残った彼も片目を失い顔半分が焼けただれ、かなりの美貌の持ち主だった彼は無惨な傷と、記憶障害に悩まされるようになる。今読んでいるのは、彼が回復のために入院している病院での場面。
彼の記憶には英国からイラクに飛び立つ直前から以降の記憶がない。いったい自分がどんな作戦に加わっていたのかを思い出せない。
しかも彼は非常に肉体的接触、特に女性に対して拒絶反応を示す。
婚約者であったと名乗る女性はしつこく彼に手紙を送りつけ、返事がないと見て、今度は無理矢理に彼の病室に押し掛けて来る。

同時進行のようにして挿入されるのが、軍隊を退役?した3人の男性が殺される事件の調書。かれらはゲイであるという点と軍隊に所属した事があるという点以外に共通点が見つからないのだがあきらかに殺され方に相似するところがある。

片目を失った為に軍隊への復帰が難しい彼と、精神科医?のウイルの関わりで話がすすんでいる。
わけのわからない婚約者の女のイメージに映画「ガタカ」の「ウマ・サーマン」をあてはめる会話が続くのだが、なにしろ「キルビル」しか見たことのないもので非常に困惑した。

ということで更新の遅いことの言い訳。
VirtualBoxをもらって来て、仮想OS試みた。すごく簡単にいって感激!Ubuntuを入れてみる。
ダウンロードしてきたIsoファイルをデスクトップに置いて、virtualboxの設定で指定しただけで軽くたちあがってくれた。
じつはisoファイルをCDに焼く自信がないのでとてもありがたかった。
さて、これからどうするかな?