西洋製本図鑑

西洋製本図鑑


「西洋製本図鑑」  ジュゼップ・カンブラス  雄松堂出版 ISBN:9784841904994 C3072


めくるめく装幀の世界。マーブル柄の紙をどのようにして作るかとか、本文の綴り方とその道具、箔押しや小口の金粉つけ。
皮表紙の模様押し道具の繊細さとその意匠、芸術品としかいいようのないデザインの数々。これらがほとんどすべてカラーで記載されているという懇切丁寧な、実用的かつうつくしい図鑑。いちど手に取ってみることをお勧めします。
自分には、綴るやりかたが分かりやすく、とても参考になりました。

マーブル模様の手法がまず東洋からはじまったというところは目から鱗です。海藻をつかっったということですが、歴史的なことも書いてあるので本のデザインの歴史を知りたいひとにも必携でしょう。ちょっと普段見ない大型本の棚をみるとこんな拾い物があるという典型でありました。


あ〜だこ〜だとソフトをさがしているうちに、CarbonEmacsに普通に整備されている「howm」にゆきあたる。
Emacsの操作を一から覚えないといけないという面倒さはあるが、テキスト編輯の手段のひとつとして選択肢もひつようかとも思う。
miは本当に使いやすくてよいのだが。遊びがてらemacsの設定を変える操作などをさがしてみようかと思う。
ちょっと忙しくなって、あまり時間はとれないのだけれど。