ホーランエンヤ

生歌は感動的です。普段音楽というものになれていないのもありますが、最近のメジャーな音楽は伴奏のほうがうるさいきみがあり。
ときに学校の合唱コンクールなんかで、決してとくべつ上手とは思えなくても声がメインの合奏を聞くと良いもんだなあと思います。何百年も漁師が船の上で鍛えた歌や声をあのようなかたちで披露して来たのかと感慨深いものがあります。

きっと各地区の声自慢の男たちが声をはりあげながら堂々と松江の街にその歌を響かせていたのだろうと思うと、歴史というものの「なつかしさ」みたいなものを感じます。
たまたま運良く桟敷席に陣取る(それなりの値段ではありましたが)ことができて、雨が滴るカッパを羽織りながらも見ることができました。

それだけの価値は十分ありました。