パスツール

復讐はお好き? (文春文庫)  パストゥール―実験ノートと未公開の研究


「復讐はお好き?」  カール・ハイアセン  文芸春秋 ISBN:9784167705497  C0197
「パストウール 実験ノートと未公開の研究」ジェラルド・L・ギーソン  青土社 ISBN:479175798x C1040


ノリはウッドハウス?のジーヴス・シリーズといたところ。この本はシリーズものではないが、ほかにシリーズを持ってるらしい。ノリが良くてキャラ立ちしていて筋は単純、笑えて楽しくなるべく長くというタイプをお好みでありましたらおすすめの本です。チャールトン・ヘストンはまあ分かるとしても、ジェリー・ルイスは若い人には分からんだろう。デイーン・マーチンの昔の相棒と言ったら歌手かとでも言われそうだ。(たしかレコードあるんだと聞いたような覚えが…)
すんません。最近ジーヴス読んでいないもので。(図書館の棚にはかなり並んでおりますが)面白いし癖になるタイプの作家さんですが最近こういうのからは遠ざかるように自分を仕向けております。



ただいま「パストウール 実験ノートと未公開の研究」を読みかけております。小さい活字で二段組という結構な御本で最後まで目を通せるかは不明なのですが、この翻訳分かりやすいです。しかも筋がちゃんと通っている。たまに色々な意味でわけのわからない翻訳ものがあるのでこのようなちゃんとした本は良書です。(多分)
もともと化学は段階評価5のうちの限りなく2に近いほうに居ましたので内容の詳細に関してはチンプンカンプンなのですが
何を問題にしているかという点はぶれていないので読んでいて楽です。もうしばらくながめていようかとおもいつつ、さてただいま3分の1くらい。
昔愛読していた「微生物の狩人」は古典?だったのですね。パスツールというと自分でガラス球を磨いて顕微鏡を自作して見まくっていたという「変人」というイメージが頭に焼き付いているのは、別人?この本に書かれている人物像は全く持って面白い。