8号学校記事の2

記事はこれで終了。「幻燈」がこのころあったらしい。
スライドでしょうか?まだ「蓄音機」の時代ですし。

• 9月22日、西村昂三氏は雇を解かる。
• 10月6日、通学生取締規定を制定せらる。
• 10月10日、卯木霊雄氏は雇を命せらる。
• 10月11日、金尾休職知事、帰国せらるるに付、午前十時職員生徒一同、大橋迄見送る。
• 10月17日、宍道湖連合端艇競漕会第一回を嫁ケ島附近にて挙行せらる(附録参照)
• 10月20日、午後1時より、報効義会長郡司大尉の海事に関する講話あり。又午後6時より、千島経営に
関し、幻燈を使用して、詳細なる説話あり(附録参照)
• 11月1日、歩兵第九旅団同第二十一旅団の対抗演習の為、職員生徒一同、午前五時出発、茶臼山より揖屋
地方(いやちほう)へ赴く。
• 11月2日、件の演習軍隊、来松に付職員生徒は津田、字松原に於て歓迎せり。
• 11月3日、講堂に於て、天長節拝賀式を挙行せらる。
• 11月6日、引野、卯木両氏は助教諭心得を命せらる。
• 11月11日、井原新任知事は高木県視学を随へて来校せらる。客日挙行せられたる宍道湖連合端艇競漕会
の選手の為、午後二時より、慰労会を開く。
• 11月12日、正午より、城山に於て、記念野球会を催し、終て撃剣会を挙行す。
• 11月15日、午後1時より東亜同文会幹事、恒屋盛服氏の講話あり。
• 11月17日、撃剣助教、勝田正氏は陸軍士官候補生となりて本校を辞せらるるに付撃剣部は午後1時より
送別会を開き数十番の撃剣あり尚同氏には太刀一振を贈与す。
• 11月22日、日本掖海員済会常議員中村六三郎氏、及び同会幹事川松武治氏来校せられ、午前九時より海
事に関する講話あり。