プログラマーのジレンマ
「待ってくれ、洋子」 長門裕之 主婦と生活社 ISBN:9784391137477 C0095
「プログラマーのジレンマ」 夢と現実の狭間 スコット・ローゼンバーグ 日経BP社 ISBN:9784822283803 C3055
「待ってくれ、洋子」
特にコメントなし。一つ言うならば「アルツハイマー」ではないと思う。これは人格が変わります。
老人性痴呆(あえて認知症というきになれない)にしては、ちょっと速いような。これだけ丁寧で細やかな介護を受けておられるのにここまで速攻に進行するものかという感じがする。
「プログラマーのジレンマ」
噛めば噛む程味が出て来るスルメのような本。プログラマーの場合ばかりでなく「プロジェクト」をいかに貫徹させるかという疑問に対する重要な提起であると思う。
アップル創始者の自伝を読んだ後でこれを読むとまた、ひとあじもふた味も出て来ると思う。結局最後まで読めるような気はしないが、しかしソフト開発の課題と発展の歴史が「思想史」としてちょこちょこと語られるところも美味しい。
それにしても今まで苦労した努力があったと思えるのは、カタカナ語が連続してもちょっとやそっとでは動じないで済むようになったところ。
ということは、ぜんぜん初心者にはわけわからないという可能性もあり?
さいきん活字を食っていてもさほど「美味しい」と思えないのは、鬱状態なのだろうか。
美味しいと思ったらすぐに食い散らかしてしまうという性が哀しい。少し余裕ができたらペーパーバックを手に入れよう。
一番長くお安く楽しめるのは自分で文章書く事かもしれない、という恐ろしい考えがあたまをもたげて来る
やれ、おそろしや