松江どう行列

昨日午後から行ってきました。
12時に大手門あたりに集合、それからなんやかやあって午後2時に出発、市街を練り歩きながら自分の町へと戻って行きます。この引いてゆく姿が一番派手というか最高潮になるところ。
初めて見た頃は夕暮れにかかる時間だったので、台に飾り付けられた提灯がちょうど美しく映えはじめて本当に奇麗だったのですが最近は出発が早くなったのでまだ明るいうちに終焉を迎えます。

知り合いによると松江の祭りは、「観る」というより「やる」側の方が楽しいというか盛り上がります。
どう行列は、その前の数ヶ月から太鼓の練習をはじめて最後の日の「どう行列」で盛り上がる。
小学生や保育所くらいの子供達が法被を着てこの「台」を引き、大人達(小学校の児童の台もありますが)が歩きながら同じ太鼓を叩く。
同じフレーズのたたきですが、台ごとに独立しているので十数台がそれぞれたたくとフレーズもなにも渾然一体、それぞれ競い合っている気味もあるので腹の底に震えるような響きが身体にはしります。
県庁周辺にはそれなりの高層建築?が建っているのでこの中をこの響きが乱反射してどこでどう叩いているのかわからない。
町中にどんどん、ごんごん。

最近は町内のみならず、外からのひとも募集して練習しています。平日の夕方、町中をあるいているとどこからともなく太鼓の音がきこえてくる。松江の秋の風物詩です。