第一回め聴き終わり

とりあえずドライブしながら(ヒトの運転)百器徒然袋聴き終わる。
最終回になったら、語り手が榎木津に感化されてかやたらとハイになってきているのが妙に可笑しい。返事も始めの頃は「はい」だったのが、「ああ?」みたいにくだけてくるし。脚本の方もその気で読んでみると面白いかもしれないと思う。
このラジオドラマと間宮兄弟は同じ年に公開になっているようで、佐々木蔵之介と高島政宏のコンビはどちらを先にとったのだろうかと考えている。ほとんど高島の演技を観た事がなかったので間宮兄弟のキャラをみて驚いたのだけれども、あるいみ同じテンションでやっているのでこの京極堂も笑える。
最終回で京極夏彦ご自身が出演して、似たようなしゃべり方でやっていたのだけれどやはり普段もあんなしゃべり方なのだろうか?
テンションの違いがありずぎて佐々木蔵之介も楽しい。ラジオの方は舞台のテンション。
役者というのは体力ないとできんわ、と腹の底から出て来る声を聴きながらしみじみ思う。今が「旬」ですね。

邪魅の雫」を読み始めたが、やっぱり辛いわ京極さん。これが「味」なんだろうけど。