どんじゅう

鈍獣

鈍獣」(どんじゅう) 宮藤官九郎 PARUKO出版 ISBN:4891947071 C0074

演劇関係のお勉強シリーズ。宮藤官九郎の初読み。岸田国士戯曲賞受賞作品。動画参照しながら読んでみる。なるほど役者は戯曲を体現する「職人」か。ある意味生瀬、古田、池田の三人が居れば如何様にも舞台は成り立ち面白くなるという証明でもあるか、と思いつつ舞台初の三人娘の出来は何だこれ。ああ「おじさんたちだけ」で遊びたかったのか、そうかそうか。
シュールすぎて(というより年寄りなんだろうな。自分が)あまりついてゆけなかった。残念。こういうのもあり、なんだろうとお勉強を続けてみる。冒頭の三人男に爆笑し、三人娘に呆然とする。なるほど、舞台には恐ろしい程の「間」=「魔」が必要なのだろうなあと実感。
同じく野田秀樹も借りて来たので、読んでみることにする。こういうアプローチの仕方は異論があるだろうけど、まあ環境から言ってまた仕方ないので。と言い訳。