ミレニアム 1

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上  ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下



「ミレニアム 1」ドラゴン・タトウーの女 上  ステイーヴ・ラーソン 早川書房ISBN:9784152089830 C0097

「ミレニアム 1」ドラゴン・タトウーの女 下  ステイーヴ・ラーソン 早川書房ISBN:9784152089847 C0097



確かに読み始めたら止まらないしそれなりに面白いけど、それ以上は期待しないほうがいいかも。
スカンジナビア系統(そんなものあるかッ!)の名前は、口に出して読めない名前。つうか、登場人物わんさか書いた紙が付属していたのを見て一瞬後悔。なにしろ「1。2、たくさん」の瞬発記憶力のない人ですので。読めない名前は当然記憶が難しい。本編に入りましたら思った程には苦労しなかった。実質物語を動かすのに必要な人物は、この厚さだからそういない。(これが2と3まで持ち越すのならば別か)それにしても上巻では本当に物語が動かないというか「停滞」寸前という感じ。半分過ぎて一気に加速する。 そこのところバランスがいまいちというか、読んでいる方は辛いぞ。それにしてもスウェーデンの「後見人制度」というのはかなり日本のそれと違っているようで、こういう実例というか可能性を提示されると恐ろしい。 本国でとフランスで大ベストセラーになったという本書、御気の毒な事に作者は「発刊寸前に心不全で死亡」。 本来5部まで書く予定が3部までかけなかったという曰く付き。こういう特異なキャラの女の子のはなしになると、どうしてもキャロル・オコンネルのマロリー・シリーズと比較してしまい不利である。 どうせ犯罪スレスレきゃらならもっと吹っ切ったキャラの方が潔いし気持ちいい。
残る2と3を読むかは思案中。


ようやく前年度から持ち越しの仕事がひとくぎりついた。やれやれ。本来の業務にもどらないと。
ハンチョウ2、篠田三郎がゲストの回。いつまでもウルトラマンタロウのイメージを引きずっているので、え〜っこんなに老けちゃったと驚き。
まあヒトの事が言えるかと、ふつうつっこみ。若い頃はファニーフェイス?で悪役はできない感じだったけど、貫禄出てちょっと難物な役も出来そうで役者としては良いお顔かもしれない。しっかり泣かせてくれました。
ちょい役と脇役の役者さんたちが本当に達者でいい味出ています。
最後にどつかれたおじさんマジで痛かったろう。薄いあたまの頂点あたりマジでヒットしてた。どうもハンチョウには浮いた話など「ありえない」と周囲の者は思い込んでいるらしい(笑)ずっとその路線でいきそうな。