大波小波

ご近所には実際「小波」海水浴場というのがありますが、これはドライブで訪れた日本海に面した小さな漁港からの眺め。風は冷たいしちょっと強かった。でも、多分「大荒れ」というわけでもなさそう。この画面左すぐにコンクリート壁で囲まれた「神社」が鎮座ましましておられました。その名も「船守神社」とか。お名前はベタですが多分かなり切実な願いがこもっております。どうも海に面した側の壁は真新しく、しかも後に高さが接いで有る。高波を受けて一度崩壊したので新しくしたが、浪がそれ以上に高くてかぶるかもしれないと接いであるのではという憶測が容易になるような風景でした。
カメラでバチバチ写しているのでつれあいが「(こういう風景)怖いんじゃあなかったの」と笑いましたが、「とてもじゃあないがカメラのレンズというフィルターを通してしか恐ろしくて観られない」と返答。ある意味写真というのは便利でありますのじゃ。現実に体でぶつかるの度胸の無さ意気地のそのなさはなんじゃい!とつっこまれそうですけど。こういう風景をみると並み居る「日本画家」の巨匠の凄さを感じます。こんなもん、描けるかい!