飛びバッタ

グラスホッパー




グラスホッパー」  伊坂幸太郎  角川書店 ISBN:4048735470 C0093


堺雅人が出ている映画の原作だろうと思って読み始めるが、どうもイメージが違う。
よくよく予告編をみて「ラッシュライフ」だったのに気づく。あいかわらずいい加減な記憶力にあきれる。
伊坂幸太郎は「陽気なギャング」のひとだったっけ、超能力だの幽霊だの亡霊だのを日常に描いて全然違和感無しというのは才能か。
睨まれただけで死にたくなるって、ほとんど死神である。
というわけで随分楽しませていただいたが、最後ちょっと救いのある画面で終わって下さりありがとうと良いたい。
しかし、「押し屋」ってありそうな気がしなくもなし。
ちゃんと覚えていられたら「ラッシュライフ」も借りて来れるだろう。が、この方いくつかカタカナばかりの本出してられるような。
頭の中でごっちゃになったらおしまいである。

今年は航空祭は雨天模様だったのでゆくのをやめた。木の芽時期はだるいのう。
久しく温泉にも入っていないし、気分をかえたいものである。