ピッチングマシーン

運動教室に行って、久しぶりにフルで運動する。

最後は小学生相手にピッチングマシーンよろしくひたすらシャトルを返し続ける。なんのかのといってもあちらは非力な小学生低学年だし、こちらは年数だけはいっちょまえの初心者といったら殴られそうな大年増だし。
ということで、加減をしながら同じ所に同じような角度でシャトルを返すピッチングマシーンになりきる。ただただ淡々としかしどこへ落ちて行くか分からないシャトルを無心に追い続けるのも結構大変なのである。シャトルが床に落ちたら子どもは交替。下手に続けばお互い辛いが、全然続かないのも困ったもんだ。


それにしても何が可笑しいもう意味も無くハイテンションもいいところの小学生たち。
大人がひたすらこうして君たちの相手をするというのも、ある意味自分がしてもらったご奉仕のお返しみたいなものなのかもしれない。って、子どもの頃そんなこと爪の先ほども感じもしなかったし当時の大人にしてもらった意識もないけれど。


おおきくなってから君たちがいつかそんな機会があったら、未来の子ども達に何かお返しをしてやっておくれでないかい。そうやって物事は続いて行くものだから。たぶん。
年を取ると説教魔になる大年増でした。