氷河期再来

犬が肩で息をしている。余りに苦しそうなので事務所の中に避難させる。良いお年した犬なのでそろそろ脳溢血でも起こすかとヒヤヒヤもの。ちょおっと摂氏38度の熱風は辛すぎる。


地球温暖化とずっと騒いでいるけれど。何かのTVだったか指摘されてはたと気づいた。
子供の頃「地球は次第に氷河期に入りつつある」という説が蔓延していたんだわ。それが「温暖化説」に転換したのはいったい何時の時点なのだろう?いずれにせよ地球の気候変化のスパンは人間のそれとは比べるべくも無く幅が広い。
子供の頃「なにが氷河期よ」と思うくらいに暑い夏はやってきていつのまにか「温暖化の危機」なるものが到来し、気がついてみれば33度を越した時点で「真夏日」と騒いでいたあの頃には信じられないような「38度」


以前読んだ気候と人間の文明の密接な関係、気候の変化により民族移動が始まり文化文明の衝突の原因の一因となったという本の真実味を今になって肌で感じさせられているきがする。
それが何なんだといえば、そうなんだよなとも。「地球に優しく」などというたわごとのような言い方には笑うしか無い。
たかが表面に貼り付いているだけの「人間」とやらはいくらあがいてもこの大規模な気候変化を止めることができず、多分より生活のしやすいところへと移動して行くのだろうと思えば、国境も嫌が応もなく解消するか移動を止められた地点で疲弊して行くかのどちらかなのではないか。


なんぞとある意味SFじみた「人類の結末」なるものを考えながら、しかし「輪廻」なるものでもなければさっさと死ぬ自分には何の関係があるという気がしなくもない。ちなみに「地球温暖化ストップ」のCM聞く度になんか気に障るのだが個人的には。
「沙漠の中を通学」って、ガンドム風ロボット私用に開発するエネルギーと資材投入してまで金持ちは沙漠には住まんぞとか。
あいやいや、貧乏人のひがみか。
エアコンない…とりあえず風が吹いているのと少し昼夜の気温差があるので死なずに済んでる。