ぷんぷんと

車中でなにやら甘い匂いがずっとしておりまして、いぶかしく思っておりましたら「お供物」だった「バナナ」のせいでした。
完熟したバナナの香りが強烈なのを改めて知る。おなじくいただいた林檎と豊水梨。今朝はテーブルの上で秋を演出しております。
そういえば秋の運動会のお弁当といえば必ず「二十世紀梨」がついておりました。芯のところにちょっと渋さのあるこの梨、熟れた部分はとろとろと甘い。とっても楽しみな果物でした。
林檎は風邪をひいたり熱を出した時にすりおろして食べさせてもらった。なんだかちょっと贅沢な気分になれる食べ方だった。

バナナ!!そんな「高価」なものは余程のことがないかぎりあり得ない食べ物。まあ「余程のこと」がなかったので結局「病人食」として食べたことはございませんでしたが。ふんだんに食べることができるようになったのは何時からか?
我が家はキョウダイが疫痢にかかったりしたことがあるので母親が、食べ物の衛生面にはシビアでした。アイスキャンデー駄目、買い食い駄目、いわんやバナナをや。アイス解禁は小学校高学年のころだったろうか。


さてさて、林檎と梨。熟れすぎないうちに消化しなくてはね。