うつらうつら

しながら「いとしい骨」を眺めていたらはやくも、怪しい雲行き。無垢だったはずの弟は森の中で誰と会おうとしていたのか?大体18才か19才くらいだった主人公自身、当時人妻と火遊びしていた?なんぞというほのめかしはいったい…


写真が趣味だった弟は、まだ金には興味なかったけれど被写体である人物の表したくない「秘密」を写真のなかに織り込むことのできる才能を有していた。そしてこの街には誰にも知られたくない秘密を隠し持っている人物ばかり…


そらあまずいわ。一目見たら解るものには解る、なんていう写真を知らぬうちに撮られてしまうんだから。不気味でんねん。さすがのオコンネルなのである。さあてお仕事つまっているぞお。さっさと片付けないと。