週末のおでかけ 補足

あれだけの大きな書店に行って、あっさり「目当ての本が無かった」というのも酷い言い方だけど、洋書関係はスペースが限られているせいもあって波があるようだ。なんだかわからないがBone By Boneのペーパーバックが目玉みたいに並んでいたのは多分邦訳読んでからそちらを手にする人を狙っていたのだろうし、最近は何とかムーンとかいう吸血鬼シリーズ(映画がヒットした)のがしきりに並んでいる。
昨日見た桜庭一樹日記にも読んでいると書いてあったなあ、そういえば。それなりに面白いみたいである。

が、あれなぜか「児童文学」の棚に並んでいたんだが、そうなのか?高校生の話だよねえ。そうか血を吸う重大な用件からすれば不純異性交遊なんぞというどころではないから性描写はないのかもしれぬ。読んでいないからわかんないけど。


興味があるのはなかった、というのも失礼になるので棚にあった気を引かれた本をひとつふたつ。マーガレット・アトウッドの題名も読めない(あくまで私が)一冊あり。なんだかシリーズ?2冊目か、続編らしきものなので手を控えた。そそられたんだが。それと、コニー・ウイリスの「Black Out」とかなんとかいうタイムトラベラーシリーズ(たしか違う名前がついているはずだけど)。ウイリスは自分的にはいつも邦訳でさえ読むのに苦労するので、これもちょっとためらった。
文章が難しいというよりタイムトラベルは歴史的知識がないとさっぱりなので。その点教養がおっつかず難しいのだ。
アトウッドは惜しかったかなあ。ま、キングが先だわね。