白夜行

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)  白夜行



武士の家計簿」   磯田道史  新潮社 ISBN:4106100053 C0221

白夜行」  東野圭吾 ISBN:4087744000 C0093


ただいま堺雅人主演、映画館にて絶賛上映中?の原作本。これは面白い、読んで眼から鱗というやつです。司馬遼太郎とは井上ひさしとかが存命だったらきっと喜んで読んだろうなあと考えたくらいに。まさにお勧めでした。堺雅人を主人公にしたのはきっと正解だとおもう。


白夜行
これも映画化それともドラマ化?とはいえちょっと脚色大変だろうなあ。東野圭吾だけあって上手い。要所要所に時代背景をちゃんと取り入れ、つかずはなれず極端な描写にも陥らずという綱渡りが、この長編といっていい長さの中でバランス良く配合される。最後まで読まされちゃうところが憎い。結論はでないのですけどね、それはそれなりに最後に決着する。この最後に異議をとなえたい人もいるかもしれんが。
ところで装幀のお方へ。こんな色のベースに白抜きの題字は困ります。新本はいいかもしらんが、眼の悪いとしよりにはこんなコントラストのない色使いだと背表紙が読めない。実際薄暗い棚にあっては全然読めませんでした。



天皇誕生日天皇様おめでとうございます。なぞというだけで不敬なような気もしますが。このあいだから始末していなかった請求書仕事を午前中かかって始末。明日は発送と、金勘定。このごろわけのわからんキーボードミスタッチばかりで困ってます。指も「吃る」んだろうか?というより脳神経の具合か。
風邪薬もらってから大分状態は良くなったのだけど、就寝中うつらうつらしながら耳が痛いとか耳鳴りとかしているらしいことがある。朝になって起きたらほとんど忘れているのではあるが。


今晩は野暮用一件終わらせて、さっさと就寝したい…明日からまた寒波?