極限環境生物学

51番目の密室〔ハヤカワ・ミステリ1835〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)  サイモン・アークの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)  サイモン・アークの事件簿II (創元推理文庫)  コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2 (C・NOVELS Fantasia)  極限環境生物学 (現代生物科学入門 第10巻)


「51番目の密室」世界短編傑作集 早川書房編集部 ハヤカワポケットミステリ1835ISBN:9784150018351 C0297

サイモン・アークの事件簿」1 エドワード・D・ホック 創元推理文庫 ISBN:9784488201081 C0197

サイモン・アークの事件簿」2 エドワード・D・ホック 創元推理文庫 ISBN:9784488201104 C0197

「コーラル城の平穏な日々」デルフィニア戦記外伝2 茅田砂胡 中央公論新社 ISBN:9784125011455 C0293

「現代生物科学入門10」 極限環境生物学 岩波書店 ISBN:9784000069700 C3345



申し分ないミステリたち。「世界ミステリ全集」からの選集とのこと。初めてであったのは創元推理文庫のほうがおなじみだったので、それでほとんど読んでいない作品ばっかりなのか。関係無しで楽しめました。こういう作品たちを始めに出会うとミステリ好きになれるよね。


サイモン・アーク
ホックという作家名にどこかで出会っているらしいとは思うのだが思い出せずとりあえず借りてみる。いやあ、珍しいホラータッチの探偵ものとは初めてであったぞ。といいつつしっかり本格推理ものなのである。素晴らしいでないかい。まるでガードナーのペリイ・メイスンのホラー版というか、トリックが確かで新味有り。シリーズものとして続いていたというのは当然か。とはいえ、ホラータッチをエラリー・クイーン氏に難色示されてなかなかEQマガジンに採用されなかったとか。ははは。
クイーンだって「神の火」なんてかなりホラーがかっていたと思うけど…図書館にもう二三冊あったと思うので次の候補にしようかな。一気に読まないとどこまで読んだか判らなくなるので。


「コーラル城」
茅田さん、もものきの続刊大変なのかなあ。ま、いいか。デルフィニアがもう一冊出るとは考えていなかったので儲けた気になる。クラッシュ・ブレイズの画集も出るそうな。(小説付き)。で、レデイー・ガンナの外伝もでているらし。そういえば最後まで読んでいないままに書店に見かけなくなったなあ。


「現代生物科学」
長沼毅氏が特に変人というわけではないらしいので、安心して読んでみる。おお〜全然理解出来ないが新しい世界が開けて来た気がする。「長沼毅が案内する南極大陸ツアー」なんてないものだろうか?あったら死にそうな目に遭いそうな気はするが…ちょっと気軽にというわけには行かないが、氷河見学ツアーは要らんがそういう説明つきツアーがあったら行ってみたい。
中公新書「生命の探求」を高校時代に読んで興奮したのを思い出すくらいに面白い。あれから四半世紀、科学の世界はこれだけ進歩してきたのだねえ、としみじみ。といいつつ、まだ最終章読み終えていない。ちょっと集中力いります。