ケムンパス

図書館にて伊藤計劃「ハーモニー」をゲット。読む予定はなかったんだけれども、フイリップ・K・デイツク賞を今回獲ったというから読まないわけにも行かず。日本人初だし。それにしても死後間もなくこんな風に騒がれ賞まで獲ってというのも気の毒のような気がしなくもなし。

その足で県立美術館の「赤塚不二夫展」を見に行く。おそ松くん兄弟の名前が出て来ず。おそ松、から松、とど松、十四松、ええい4人しか出て来んではないか!と焦りつつ軽く見て回る。ゴールデンウイークになったら混雑するだろうからね。それにしてもギャグ集団はすごい。もう「少年漫画」の域越えてる。
若い頃の漫画家仲間との「ときわ荘」?時代の写真が引き延ばされていて嬉しい。顔と名前が一致しないし夭折した人もいるからよく分からないが、藤子不二雄両氏は似顔絵そっくりなのでよく分かる。「まんが道」読み返すといいのだろうなあ。
一番驚いた?のが、赤塚氏ジャニーズ系の可愛い美青少年だったのねということ。年取ってからの顔しか知らないから。
もう一度ゆっくり行ってみようと。展示してある原画をほとんど読んでいないもんで。
ニヤニヤしながら会場を出る。こういうのも珍しいなあ。ちなみに、自分の居た開場してからすぐはほとんど中年以上の男女ばかりだった。みんなこのギャグで育ったんだあ!


ついでに午後から、映画。名探偵コナンとどちらにしようかと悩んだがやはり「英国王のスピーチ」。
結果は大当たり!さすがアカデミー賞
ウエブに出ていたシナリオはやはり最終稿ではなく、冒頭の画面からばっさりなくなっている。が、各所ばさばさ切られているエピソードたしかに切って正解だとういうところ。簡潔かつ明瞭な話の流れ。吃音症の男の子の出場面とローグ夫人がばっさり切られて俳優さんとしては痛かったろうなあ。
兄役(いわゆる王冠をかけた恋の当事者)の俳優さん、どっかで見たんだがと余程考えるが出て来ず。先ほど帰宅して検索かけたら「ガイ・ピアース」!LAコンフィデンシャルだった。この俳優見る為に「メメント」まで買ったのに…やれやれ

つうわけで久々に充実した休日。お金もかかったけど、たまにはね。
ブラック・スワン」の予告編みてゾクゾクッとくる。う〜ん草刈民代のバレエも見たいけどこっちで公開するか知らん。