花巡り

休みも数日続かないと、ゆっくり心もしないものだ。三日目にしてようやく本当に「なにもしない」状態になれる。一日二日では「休みなんだからなにかしないと勿体ない」状態から抜けられない。とまあ久々の贅沢な日。
といいつつ6時まえにはごそごそ起きているのだけれど。

お出かけの家人に途中で降ろしてもらって、市街散策。お城の周りはまだまだ椿が一杯咲いている。新緑とかさなって瑞々しい風景である。このところ続いた黄砂が一段落しつつあるのか色も鮮やかに見える。
ということで、路上から伺えるお花を盗撮?して歩く。
GWでそれなりの人出なので車で出歩く気にはならないし、となるとバス交通がメイン。となると接続も考えニャならん。市街から1時間はたっぷりかかることだし、そもそもバスは一時間置き。珍しく目的も無くふらふら気のむくままにあるいて本屋と古本屋をそれぞれひやかし。


眺めていたら半村良の「石の血脈」あり、買ってみる。若い頃によく見ていた作家さんだけど、あんまり縁がなかった。この作品名前を知っているのは多分面白いと言われていたからだろう。良い作家というイメージあり。昭和50年第3版絶版と但し書きありのハヤカワ文庫。
さて、これから又バスに乗って買い物にでも出るかなあ。冷蔵庫のなか空っぽだわい。かつぎ屋にへんし〜ん!って、ほとんど死語だわな。