ツーリストついで

ついでに書き忘れましたが。最後の配役紹介の流れるところで「テイモシー・ダルトン」という名前を見つけて興奮、007のおじさんだ!当たらなかったのかすぐに替わっちゃったらしいけど。「この人の007はみたことないけど顔くらい判るだろう、何処に出ていた?」と考えるがわからず。

今朝検索するときには何故か「テイモシー・ボトムズ」の別人の名前を検索してしまい余計混乱。映画の名前がでてくるけど名前がでてこないという老化現象もろ出し。なにしろボトムズは「ジョニーは戦場に行った」しか知らないから余計顔が浮かばない。30年以上前の美青年から見つけよというのも無理だし、まさかあの悪役おっちゃんではあるまいしと畏れつつ。結果「ダルトン」でなんか変に笑顔の可愛い警部の人だったというところに決着して安心(笑)
とまあ、迷走気味の頭が哀しい。

デップがやったフランク役は当初トム・クルーズにオファーがいったというけれど、実現してたら筋もタッチも変なアクション映画になっただろうと思われ。多分ジョニー・デップで正解だったと思う。イタリアはベネチアを舞台に、英国諜報部員、ロシア人を手下にしているマフィアのボス(英国人)、米国人の数学教師のツーリスト(旅行者)がくんずほぐれつ、という無国籍映画なのであまりにアメリカ人典型キャラ容姿配役では面白くない。なにしろ俳優の実国籍そのもの入り乱れ状態なので、そこの裏を考えるだけで楽しめるのだ。
列車の中で騙せそうな男を見繕う場面のアンジェリーナの色っぽさなんぞ最高でありました。