edge中盤

ジェフリー・デイーヴァーのEdgeまんなかあたり。いつもの事ながらあれこれ浮気しているので先に行かない。でも面白くないというわけではないので。今回は犯罪組織とかから狙われている証人とか関係者をシェルターなんかに匿うという仕事人が主人公。デイック・フランシス物なみの自制の効いた仕事人のモットーは、お仕事の対象である人間の事情や人生を詮索しないということ。あくまで仕事に徹する。
組織や犯罪人から狙われるのは本人ばかりではなく家族も一緒。本人がいくら意思が硬くてもその家族を人質にされればそこで選択をせまられ崖っぷちに立たされることになる。それがEdgeということなんだろうけど。
今回ライムシリーズとは趣向が異なるのは、「追う」側でなく「追われる」あるいは「玉を取られたらそこでゲームオーバー」という「守る」側の展開であること。勿論攻められる一方だけではなく、攻撃して来る相手に「罠を仕掛ける」ことで抗戦する。設定が相手の詳細が定かでなく、また狙いの目的が判らないので情報収集にかけてはスーパーウーマンの秘書?の活躍がすごい。攻めて来る犯罪人も無茶苦茶頭のいい奴なのでスリル満点、手に汗握る展開。これ読み終わらない前から「お勧め」本です。邦訳されたら絶対!はずれなし

マーリン3見終わる。いきなり「円卓の騎士」になっちゃった感じ有り。ランスロット出て来て、ん?キミ太ったかえ?後から出て来た酒乱気味のへらへらした兄ちゃんの方に好みが移ってしまった。いいけどさ。モルガナ姫は立派な悪役に育ちました。めでたしめでたし。友人よありがとう!