安野美術館

突如思い立ち津和野まで。ちょっと寄り道したのはいえ、クルマで5時間とばさにゃ同じ島根県なのに着かないという辺境の地(どっちが!)益田道路というバイパスができていてびっくらこく。はあ〜10年振りくらいか益田通過は。でもって津和野の町歩きは四半世紀振り(とつれが言っていた)。

9号線は通るけど下の街まで降りないし、特急「おき」で山陽に向かうにしてもここで降りたらまず次の電車が気の遠くなるよな接続になる。
いやあ、以前も数回しか歩いていないし鴎外旧居とか西周邸見た覚えないし。いったいアノコロ自分は何をしにいったのだろうと言う疑問が頭の中をぐるぐるする。これは「忘却」なのか、そもそも見てもいないのかさえ区別つかず。おお〜といいながら暫し散策。寒いわ。青野山が少し白くなっている。
冬場は観光客少ないかも、ということで「安野美術館」殆ど貸し切り状態。じっくりとっくり見る。「旅の絵本」シリーズの原画はこないだの県立美術館で見たが、今回はそれに加えて奈良の風景と仏像。こりゃたまらんわい。墨彩画タッチに感服する。これみただけでも津和野に来た甲斐ありましてござる。
とまた遠路はるばる帰りましてござる。