狼たちの報酬

今見終えました。デッド・ゾーンやりたいならば徹底してくれ!と思いながら。オムニバスだったのですね。終了後検索してWikiに書いてあったのを読むまで気がつかなかった。意味不明であたまグルグルしながら最後まで。
何が悪いのだろう、脚本なのか、撮る監督なのかとずっと考えつつ。そうですか監督デビュー作ですか。それにしては豪華俳優陣です。これだけの芸達者の俳優が健闘しても、もとがそれでは救いようがなかったのか。種明かしという以前に何が何だか判らない形式で話が進んで行くというのが困ったもんである。

これ、もういちど編集し直して順番変えたら少しは良くなるだろうかなどと、頭の中でチャレンジしてみるとよいかも。これ以上ひどくはならんだろう(おい!)

というわけで、後半になるまでケビンは出て来ないので、そこを狙っても一度楽しむのがいいか。
タクシー・ドライバーみたいに女優さんに後光が射すくらいに綺麗に撮ってあればもうすこし見とれていられたかもなあ、それだけで許せるし、なんて思うのであった。アンデイ・ガルシア=暗黒街のボスなんていう役柄はめるの安易すぎ。ケビンが超能力兄ちゃんに扮した方が見応えがあったかも。
とまあ言いたい放題ですが、冒頭に出て来るおじさん真に迫っていて凄かった。でも可哀相すぎ。

すぎることばっかしの割りには、何が悲劇なのかよくわからんのであった。俳優陣がもったいなさすぎ、で決まり!