新人警官の掟
「新人警官の掟」上 フェイ・ケラーマン 創元推理文庫 ISBN:9784488282196 C0197
「新人警官の掟」下 フェイ・ケラーマン 創元推理文庫 ISBN:9784488282202 C0197
「ローマ人の物語」5 ルビコン以後 塩野七生 新潮社 ISBN:4103096144 C0322
「ローマ人の物語」6 パクス・ロマーナ 塩野七生 新潮社 ISBN:4103096152 C0322
「ローマ人の物語」7 悪名高き皇帝たち 塩野七生 新潮社 ISBN:4103096160 C0322
「スティーブ・ジョブス」1 ウォルター・アイザックソン 講談社 ISBN:9784062171267 C0098
「水の戒律」以来二十年以上という後書きの解説、もうそんなに経ったのかと思う。そもそもはこの作家の夫君ジョナサン・ケラーマンの「大きな枝が折れる時」がきっかけで読み始めたのであるが、こんなに長く続くとは思いもよらなかった。ジョナサンのほうが当時は異常心理、それも児童虐待絡みの結構衝撃的な作品でインパクトはあったのだけれども、最近は邦訳が殆ど出ない。
マイロはどうなったのだろうか、そもそもアレックス・デラウェアのシリーズが続いているかもよく知らない。確かカノジョとは別れたという話は読んだような気はする。夫婦に加えて息子も作家活動しているそうだけれど、どんな作風なのだろう。と、この作家の本を紹介する筈が何故か他の話になってしまうのが常。
話としては少し冗長なきがしなくもないけど、安定して安心して読めるフェイ・ケラーマン。有りそうでありながら、そうでもない熟練の作家なのだ。今回の主人公はデッカーの娘。
「ローマ人の物語」
テレビ映画DVD「Rome」を見たもので、カエサル、アウグストス、そしてティベリウスに至る部分の復習として再読。
といってもどうせほとんど覚えていられないのではある。何度読んでも楽しめる塩野節。ここまでくると史実が右を向いていようが左を向いていようが関係ないのだが、たまに他のローマ帝国史なるものをのぞいてみたくはなる。そそられはするけど膨大な量になるので控えざるをえない。プルータルコスの英雄伝くらいは読んでおくべきか。ううむ。
「ジョブス」
何冊かアップル関係読んでみたが、ジョブス個人に関してはこの本が決定版になる気配。アップルという会社についてはまた別か。「インサイドアップル」という本、どんなだろう?