熱帯や?

それにしても苛酷な昼間の気温。34度くらいまで軽く上昇カンカン照りがずっと続いている。まだ救われているのは、居住地の裏に山が迫っているので夜間はとりあえずそこから風が吹き降りくるのでなんとか眠れる気温まで下がってくれている。これが砂地の平地だと熱気は飛んで行かないし、熱せられた砂が蓄えた熱で砂風呂状態風が吹いても熱風のまま。というわけで、暑いといっても余り文句もいえない。贅沢ですもんね。

ピーター・トレメインにつづいて、さて何読もうかなどといってる場合でなし。マーテインにキングにダルジールあるし。といいつつ集中力この暑さではなかなかつづかず。でもそろそろオコンネルのPBの新刊も出る頃?ミネット・ウオルターズもあるし。

グズグズといいながら暑さの中でうだっております。ジャケ借りで「緒川怜(おかわ さとし)」の二冊借りてみる。どこが新人だというくらいに上手い。面白いしさくさく読めるのだが、はて。これがブレイクすると思えるかと尋ねられたらなぜか「否」という答えが出てしまう。何が足りないのだろう、と自分でも不審なのだが。敢ていえば、物語の盛り上がりというか「うねり」がない。ずっと平坦な感じ。妙に気になる。「ブレイクするための要件」とは?
そう言う意味では高野和明もそうだったかも。ジェノサイドで化けましたが、それまでは…