読めば読む程メイプルソープ
そう分厚いという本ではないのですが、休み休みよんでゆかないと刺激が強すぎる「メイプルソープ」の評伝。
これは、写眞を眺めているだけでは「あら綺麗!」または「気持ち悪い」で終わっちゃいそうな。と思っていたらパトロン兼愛人だったワグタッフとメイプルソープのおふたかたどちらもエイズが原因でお亡くなりになっている。
わたしらにとっては「つい最近」のことなんですね。メイプルソープは英国のマーガレット王女やアンデイ・ウオホールのポートレイトも撮影しているし。ベトナム戦争後のドラッグ狂乱時代のことなのであります。
読んでいるだけでも想像すると相当欲情?しそうなゲイの世界の写真集。日本で刊行されているのだろうか?(ちと無理かも)
下にメイプルソープ財団のサイトリンクをつけておきます。これらの写眞を眺めながら読んでいるとなんだか陶然としてくるような…悪魔に魂を抜かれるか?…