南極?なはずはない

冥土の土産にでもと、観劇の旅に出る。といっても都会なんかに出かけようものなら多分どっかで拉致されて魔界窟にでも売っぱらわれるかもと(そんな気配だけは無いけど)、地方公演を狙って数ヶ月企画で行って参りました。多分二度とないだろうなと思ったわけで。なにしろコンビニでチケット購入する初段階からして初体験。神経余程疲れたモノであります。

まいったなあ。折角たぶん今一番油ののってる俳優さん主演の人気脚本家による舞台だったのに見終わってから悶々とするとはこれいかに。この芝居もっと面白く出来た筈じゃなかったかいと、脚本家でも演技者でも演出家でもないのに頭の中が暴走しだす、というのも初体験。別に面白くなかったとか、演技者に難があるというわけでもなかったのですけど。

こういうのにのめりこむと不幸がはじまる。なまじっかこの歳になってて良かったかもなどと思うのであった。

初の瀬戸大橋鉄道体験は良かったです。ただ通勤通学列車なもので、指定席で観光客になりきらないと窓外の風景を激写すると言う状況は恥ずかしすぎてありえなかった。あちこち街の中を歩き回って紀伊国屋に遭遇。茅田砂胡の新刊がしっかり店頭にでており感動しました。即購入して観劇後夜中までかかって読了。

またそのうち四国にでかけてもいいか、と思います。うどんは美味だったし、ここの商店街20分歩いても半分も歩けなかった気配。結局お城はぐるりを廻っただけで帰っちゃった。(こらこら)

翌朝「0度」の表示がTVに。南下して来た筈なのにえらくひえすぎじゃ〜。
(かえってから家人いわく「瀬戸内の放射冷却は半端じゃないからねえ」そういえば、そうだったか。)
翌朝岡山に渡ってみた頃には快晴に。さすが「晴れの国岡山」山越えして山陰に戻ったらしっかり曇天どころか雨天。
やれやれ。結局食べたのはうどんが二杯と弁当ひとつと。おお、ドトール珈琲のんだっけ、という非グルメの旅なりき。また行こうかな、うどん県。