紫陽花どき

ご無沙汰しております。最近、あいやもともと面倒臭がりやなのがとみに増して、本は読みっぱなし。倦怠期でありましょうか。
いつものお茶濁しで、松江市内の月照寺の写真でもおめにかけましょう。ここは県庁から徒歩10分あまり。歴代のお殿様の菩提寺で、紫陽花寺としても有名なところです。紫陽花の花期は長い筈なのですが、盛りに出会わないわたくしめ。今回はずれていたおかげか観光客は少なく画面に人の影が映り込まなかったのはいいのですが、いつの時期にきても真っ昼間にきても幽玄の雰囲気が漂っております。

ひとつの門の彫刻は、名工といわれた「如泥」(じょでい)。ほかにまことにでかい「大亀」がおりまして、これにも逸話というか怪談がつたわっています。ゴーストツアーのルートにもなっていますが、どうかすると昼でも怖いのに、懐中電灯の灯りだけでこのお寺を歩くなどと自分には物好きとしか思われず。

今年は行くのが早すぎました。残念。